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楽器数が少ないのに厚みがあるメロディについて

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夕茶
(@sekicha)
メンバー
結合: 3年前
投稿: 173
トピックスターター  

元から音数が多い曲だと、自然と厚みが出るので気にならないのですが
音数が少ない楽曲なのに、陳腐じゃなくしっかり聞ける音楽になってる理由を知りたいです。

自分の耳で聞き取れてないだけの可能性も高いですが、直近の楽曲の例として
桑田佳祐さんの「人誑し」イントロ。
https://music.youtube.com/watch?v=oRgBsY7cMs4&si=CXCwL548tl0xgf9S

ドラム, ベース, シンセ (or ストリングス), グロッケン? (金物系の名称わからず), ギターの主旋律

そんなガチャガチャしてないけど、陳腐じゃない。主旋律のギターの音の良さとかもあるのでしょうか?

よろしくお願いします。



   
引用
のりよし
(@admin)
メンバー
結合: 11年前
投稿: 1810
 

前提として、アレンジャー、演奏家、レコーディングスタジオ、レコーディングエンジニア、ミキシングエンジニア、マスタリングエンジニア、これら全てがプロなので、楽器の数が少なくてもペラペラにはならないです(つまり全ての要素が関係しています)

中でもDTMと大きく違う点を挙げるなら、
 

#1 アレンジ
帯域的な住み分け、経時的な住み分け、定位による住み分け、奥行きによる住み分けなどを考慮した上でのアレンジ。それにより充実した音楽となり、それが「厚み(=ペラい瞬間、スカっとなる瞬間が無い)」として感じられる点。

#2 人間の演奏①
打ち込みでは出せない生身の人間の演奏による存在感。演奏による生々しい表現。人間ならではのグルーブや音の勢い。プロの演奏によりこれらが全てのパートに宿っており、それらが重りあうことで説得力のある音楽となる。その存在感や説得力はパート数が少なくても「満ち足りた音楽=スカスカ、ペラペラではない」と感じられる。つまり例えば生演奏のピアノと歌の2パートでもでもペラペラな打ち込みより「厚みがある」と感じられるという現象。

#3 人間の演奏②
人が曲を演奏する時、曲を理解してそれを表現しようとして音を出す。一方で音源の音は何も表現をしていない無機質な音を録音したもの。無機質な音をどれだけ巧みに組み上げても、意志を持って出した音とは存在感や説得力が全く異なり、それが「厚み」という感覚に繋がっているという点。

#4 各楽器のサウンド
このようなメジャーレーベルからリリースされる音源は、しっかりとしたプロの演奏家が良い音で演奏し、素晴らしいスタジオで、一流のエンジニアが録音・ミックスして練り上げているので単純に音が良い。「どこの誰だかわからない演奏家の音」を「どこの誰だかわからないエンジニア」が「聴いたこともないスタジオ」で録音して販売している音源の音とは、本質的に音の次元が違う点。

#5 ミックス
各パートの立体感、演奏の細部まで聴かせる工夫、音の太さ、サウンド全体のバランス、楽器の分離、サウンド全体の奥行、広がり、厚みを考慮したプロのミックス。

こういった複合的な理由によるところです。DTMで頑張って改善できるのは#1と#5ですね。アレンジもミックスも、何年か勉強・精進していけば少しずつ近づいていけます。
 

逆にメジャーレーベルからリリースされる音源は、自宅でアマチュアが作ったものとは別次元の「贅沢な音源」であり、リスナーにとってはあらゆる意味で高品質で高次元な音楽なので、作詞や作曲も含めてですが、ヒットすれば数億円から多い場合は「数十億円も売り上げる力のある音源」に作り上げられています。なのでお手本にしない手は無いですし、少しでも近づくことを生涯の目標にするのはとても良いことだと思います!


この投稿は1時間前 2回ずつのりよしに変更されました

   
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