DTM用PCを自作 その2

旧PCから新PCへ、音源やDAWのライセンスを移動しようと思ったら、初代 iLOKキーに対応していないソフトがいくつかあり、仕方なく iLOK3を購入。

この大きさの違い! しかしそれを上回るデザインセンスの違いは、教室のある “足立区加平” と、BlueNote Tokyoのある “港区南青山” くらい違うと思う。

 

iLOK3は裏返してもハイセンス。ダサい曲を作っていたらこのキーに笑われそう・・・

ところで、”PCを自作” という連載中に、このような ”寄り道記事” を書いているのには理由がある。。それは、”PC完成後10日もしないうちにマザーボードを換装したくなってしまった”という、アホみたいな理由。「アホで結構。どうせやるなら、まだOSくらいしかインストールしていない今しかない!」ということで、オーダーしたマザーボードの到着を待っているから、なのである。

ではなぜ ”マザボ換装” したくなったのかと言うと、 iLOK3が使いたいから・・・ではなく、コレを使いたくなったからだ。

知り合いの藤本健さんがコレを詳しくレビューしています

というわけで、
●96kHzというサンプリング周波数で、数十から100トラック以上のプロジェクトを日常的に扱いたい
●192kHzで、アルバム1枚分くらいの曲数のマスタリングをしたい
●96kHz・多トラックで、リアルタイム・レコーディングできる環境が欲しい
ということから、

超ロー・レイテンシー環境が欲しい

超速CPUのPCを自作

PreSonus Quantumを導入したい

Thunderbolt2(もしくは3)環境が必要
(ThunderboltはAppleとIntelが共同開発したMac用のデータ通信プロトコル)

Windowsマシンでは、マザーボード自体がThunderboltにネイティブ対応している必要がある←希少
(非対応のマザボにThunderbolt用のPCIeカードを挿しても一切機能しない)

マザーボード換装計画に踏み切る

当初からオーディオ・インターフェイスを買い替える予定はあったものの、どれにするか考えるより先にPCを組むことになったため、今回こういった流れになってしまった。ただ、入れ換え後に手元に残るマザーボード(ASUS TUF H370)は、ino先生がご自分のPCを自作する際に使って頂けることとなったので(ino先生はRMEのオーディオインターフェイスをお使いなのでH370で全く問題ナシ)、無駄にすることなく換装できることとなった。

PreSonus Quantum
史上最速の超低レーテンシーを実現した26イン32アウトのThunderbolt接続オーディオ/MIDI インターフェースです。

ちなみに、この超速インターフェイス、PreSonus Quantumには、Quantum 2 というバリエーションがある。こちらは横幅が約半分で(ハーフラックサイズかどうかは不明)、アナログ・イン/アウトの数こそ少ないが、超ロー・レイテンシの爆速仕様は同じ。価格も低く抑えられており、僕のように「アナログ・アウトが10チャンネルないと困る」ということでなければ、Quantum 2で十分そう。みなさんも考えてみてはいかがでしょう?

PreSonus Quantum 2
あらゆるレコーディング環境に最適なQuantum 2は、DAWとダイレクトに信号を送受信することにより、従来のハードウエアDSPを使用したモニタリングを行うことなく、1mS以下という超低レーテンシーを実現しています。

と、そろそろブログも書き終る頃、Amazonからマザーボードが届いた。箱を空けると・・・

DSC_0029

マザーボードと、バスクリンと、トップ・クリア・リキッド(詰め替え)。なんたる生活感。マザーボードがまるで生活雑貨のように見えてくる。ま、、ほとんどそんなもんなんだけどサ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次