僕が最初に音楽の仕事についたのは22~3歳で、ある営業のバンドのドラマーとして、ひと月の半分は六本木のナイトクラブで演奏、残りの半分は地方巡業といった感じ。2年間くらいやったかな・・・
そのバンドというのが、オールディーズ、つまり1950~60年代の、主にアメリカの白人によるポピュラー・ミュージック、それを中心に演奏するバンドで、レパートリーは300曲弱(楽譜を見ずに演奏できる曲が、ってこと)でした。
例えばこんな感じの曲
上のビデオのニール・セダカさんはオールディーズでたくさんのヒット曲を歌った人で、そのバンドはニールさんのヒット曲を全てカバーしていたけども、それらは僕にとって ”大昔の人” による ”大昔の歌” でした。
だって当時はこんな音楽が流行ってたから。
楽屋でこういうのを聴いて「うぉおお!カッケーーーー!!!!!」と身震いて、ステージではドラムを演奏しながら「シャンララララン、ランランララン♪」なんてコーラスをつけていたわけです。理想と現実w
で、僕の中ではこんなクソジジイになった自分がかなり若かった頃のことですし、さらにそれより ”大昔” の曲を歌っていた人なんて、漏れなく全員亡くなってる、それも “ずーっと前に” くらいに思っていたら、ニールさん、ご健在だったんですね。それを下のビデオを見つけたことで知りました。
しかも再生したらどの曲も全部一緒に歌える笑。いや、ちょー懐かしい!!! ちょっと感動・・・そして感謝!!! 若かりしニールさんにも、今のニールさんにも。
音楽って素晴らしいね