本日発売！『令和のニュース Vol.6』

今回はほとんどino先生の世話になってしまった…向いてるんですよ、ino先生はこういう音楽に（向き不向きの問題で片付けようとする俺w）

BGMは必ずしも調性音楽である必要もないし、みんながリズムを取りやすいように4拍子に…という必要もない。なんかね、こう、イイ感じならそれでイイんですよ。だからアイディア勝負なんだな。どんな楽器でどんなフレーズを入れるか、どんなSEを投げるか。

で僕の方はほとんどミックスとマスタリングに集中させてもらいました。かねてからマスタリングにはA.O.M. Audio Plug-ins の”Sakura Dither”を使わせて頂いてます。これまでは、透明感のある仕上がりになるタイプを選んでましたが、今回は柔らかな仕上がりになるタイプを選びました。シャッキリ、スッキリ、クリーン！…でもないのかなそろそろ、といった思いから。

そう言えば制作に入る前に、世界ではどんなジャンルのどんなサウンドや楽器の音が流行しているのか知っておくべきということで、米Billboardのチャートの1位から10位まで聴いてみたんだけど、ほとんどがくそダサいカントリーロックやフォークで何も参考にならんかった…ひと月ほど前にもレッスンで再びチャートをチェックしたんだけど、大して変わりありませんでした。ブラックミュージック系もほとんどなくて真っ白白。チェックのネルのシャツにジーンズにカウボーイハット、それでアコギですよ2023年に。もしかしてどデカいピックアップトラックの助手席にはショットガンですか。何かの冗談ですか。そうですか。

もうワクワクする音楽って出てこないんですかね。それとも『アイドル』みたいな日本発の”Gacha-pop”が世界を席巻していくのだろうか。恐ろしい。