作曲以外に何かやってみる

船橋です。今日の話題は園芸と料理です。

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4つのプランターと鉢でバジルを十数株育てています。バジルの収穫期は10月くらいまで。11月に入ると葉も固くなり香りも薄らいでくるので、葉を全て収穫してバジルペーストを作ってシーズンの終わりとします。写真をご覧ください。めんどくさがりで、プランターの向きを変えたりしないので、葉が全部こっちを向いています。こんなズボラでもバジルは育ってくれます。気を付けるのは水やりと虫だけ。

【バジルペーストのレシピ】
バジルの葉:適量(30gとか50gとか100gとか)
オリーブオイル:適量(バジルの葉の重さの1.5倍から2倍くらい)
にんにく:1~2片(すりおろすと吉。そのままでも可)
松の実かクルミ:適量
塩:適量
ブラックペッパー:適量
パルメザンチーズ:適量(1~2日で使い切る場合)

上記全てをミルに放り込んで粉砕して完了。「ふだん料理とかしないから、おうちにミキサー的なものってないやー」という人には下にリンクを貼ってある手動の小型のものとかオススメです。バジルペースト作りには、火もまな板も使わないので、料理に自信がない人でも簡単にできますよ。味見をしながら塩・コショウを加減していけばOKです。

女子好みのトマトとジェノベーゼのパスタ♡
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出来上がったペーストをパスタに使ってジェノベーゼを作ってもいいし、フランスパンに乗せたり、トマトや生ハムに乗せてもいいし、リッツのようなクラッカーに乗せても美味しいですよ!モッツァレラやクリームチーズとの相性も抜群です。ビールにもワインにも合います。バジルは収穫期の後期になると、特に生育の良くない株の葉は青臭さが目立ってくるので、なるべく生育の良い株の葉で作るのが吉です。

 
さて、バジルは氷点下では越冬できないため一年草と思われていることが多いようですが、実際には多年草です。寒い冬は屋内に取り込むなどして越冬させることが可能とのことです。しかしバジルのような香りが強い植物は、シーズン中の”虫の寄ってき度”がハンパでなく、秋になって一見虫がいなくなったように見えても、土の中にはどんな虫が潜んでいるか、またどんな虫の卵があるか、わかったものではありません。恐ろしくて鉢を部屋に入れる気になれません。ゾッとします。

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ということで、葉を全て刈り取ってバジルペーストを作ると同時に、来年に備えて挿し木をして増やします。水耕栽培用の道具なども売ってますが、ペットボトルで簡単に作れるのでご紹介。適当なところで切って、逆さにして置き、縦回転したり落ちたりしないよう、一か所をホチキスかテープで留めて完成。止めるのを一か所にするのは、水を交換しやすいようにです。

上の容器に水を入れ、葉を4、5枚残したバジルの茎を挿しておくと4,5日で根が出はじめます。挿してすぐは水を吸い上げられなくてしおれがちなので、日に当てると枯れます。根が出るまでは日陰に置きましょう。しおれそうになったら冷蔵庫にひと晩入れておくと弱らずピンピンになります(野菜と一緒ですから)。水は2,3日に1回くらいは換えましょう。水を換えないで足してばかりだと藻が発生して病原菌の温床になり枯れます。

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挿してすぐにこんな状態で放置すると確実に枯れるので日陰へ。カーテン越しの弱い日に当てるのも少し根が出てからにしましょう。バジルは水が大好きなので、たびたび霧吹きで葉を湿らせてあげると喜ぶでしょう。

発根剤として知られるルートンなどは、土に移す時に使うとして、ここでは普段使っている液肥(ハイポネックスやHB-101など)を、水を交換した際に1滴ずつ垂らしておくと元気でいてくれます。

作曲には自分自身が出るので、作曲家は音楽以外にも並行して何かやる必要があるとよく感じますが、競馬やパチンコなどのギャンブルやソーシャルゲームのように、”常習性”の強いものや、RPGゲームなどのように膨大な時間を奪っていくものはあまり適さないように思います。

片手間でできる園芸や、料理や、ペットの飼育、手近なスポーツなども良いですし、絵を描く、俳句を詠む、といった”音楽以外の創作”もまた、作曲に良いフィードバックがあるように思います。

「植物の栽培とか超苦手」という人でも、”食欲”という本能に直結していると根気よく続けられたりするものです。機会がありましたらぜひ。

ちなみに下のリンクのオリーブオイルは絶品です。僕もそうでしたが「オリーブオイルって、なんかプラスチックみたいな臭いがするよね」と思っている人、ぜひ使ってみて下さい。オリーブオイル観がひっくり返ること間違いなし。口にする全てのものに使いたくなりますよ。

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