作曲も楽器やスポーツと同じで、”膨大な時間”頑張っても、1ミリくらいしか上達しない。”少し勉強したら劇伴の仕事が出来る”はずがありません。できるのなら誰でもやりたい。すごく難しくて、すごく大変です。だから、頑張って身に付けた人に価値が出るのだと思います。
3年くらい前に服部克久先生にお会いした時、劇伴作曲家になるための精進を”細くて長い茨の道だよね・・・”とおっしゃっていました。親子揃って大作曲家なのに、です。
大切なのは、
・へこまないこと
・モチベーションの維持
・健康でいること
この3つだと思います。プロになる前も、後も、です。
3つの中で一番大切なのは、”へこまないこと”だと僕は思います。踏んづけられてもへこたれない、”雑草”のようなタフさが必要です。踏んづけられてもいないのに、自分からしおれてしまう生徒を見かけることがありますが、そんなことでは全然ダメです。心がしおれれば、体調も悪くなりますし、モチベーションも維持しにくい。へこまない”強い心”がまず第一、のように思います。
では”強い心”はどこから来るのでしょうね。僕は、人生や家族に対する感謝や愛情、そして音楽への情熱が、強い心の”心棒”のように思っています。
みなさんも強い心を持って頑張って下さい。