DTM用PCを自作 その10 その他のパーツ

グラフィックボード

以前と違い今のCPUにはグラフィック機能が内蔵されている。なので必ずしもグラフィックボードは必要ない。今回のマザーボードも2画面出力までサポートしているので、DTMをするにあたってはCPU内蔵GPUをそのまま利用すると良いだろう。

但し自分の場合は3画面なので、これまで通りグラボを搭載することにした。DTM目的のPCなので描画性能はどうでもよく、3画面出力が可能&DisplayPortに対応、ということで以下の製品をチョイス。

Thunderboltカード

Thunderbolt(以下TB)のWindowsへの波及はまだまだ。TB機能が使えるという今回のマザーボードも、ボード上にヘッダーがあるだけで、プラグインできるコネクタがリアパネルにあるわけではない。そこで以下のような製品が必要になる。

これをPCIeスロットに挿し、このボードとマザーボード上のヘッダーピンとをケーブルで接続することで初めてTB用のコネクタを得ることができる。

ちなみにAmazon.co.jpでの価格は1万5~6千円くらいで、どのショップも「海外からのお取り寄せのため納品までに2週間程かかります」となっている。そもそもこの製品の価格はずっと安いので、自分はAmazon.com(米)で探してオーダー。航空便の送料(約2千円)込みでも9千円台で購入できた上、ポチってから3日後に届いた。

TB3 > TB2変換アダプタ

TBには無印とTB2とTB3、計三つの規格がある。上記のTBカードは最新のTB3出力。今回使用するPreSonus QuantumはTB2。これを接続するためには以下のようなTB3からTB2への変換アダプタが必要。

自分は今 PreSonus推奨の上記 StarTec.com社のアダプタを使って安定的な接続に漕ぎつけたが、当初はかなり不安定だったため(Amazonのレビューを見ても品質管理が痛そう)、自分はいつ壊れても困らないように保険として日本製、アイ・オー・データの AkiTio T3Tも所持している(2017/12/6生産終了だが運よく在庫のあるショップを見つけた)。※AkiTioはカリフォルニアの企業でした(汗

こちらのアダプタでの正常動作報告がネットに上がっているが、Apple社の変換アダプタではQuantumが動作しないことがPreSonusから公式発表されているので注意。

(オシャレなだけでいろいろ動かないため大不評)

【追記】StarTec.com社のアダプタはこの記事の後、不安定な状態になることがしばしばあり、AkiTio T3Tに入れ替えたことで非常に安定した状態が得られました。秋葉館というMacの周辺機器専門ショップにまだ在庫があるようです(2019/3/12)
 
 
 

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