
いつもお世話になっております。
前回のレッスンで見ていただく時間がなかった楽曲ですが、何もわからないなりにベース(コントラバス)と、冒頭部分だけストリングスを三声で入れていました。
ベースはとりあえずべたっと打ち込んでいる感じなのですが、これだけでも、音の高さや動きはこれでいいのか、不自然なところはないかというところが気になっています。
ストリングスも三声で良いのか、音の並べ方はこんな感じで良いのかなど、わからないことだらけになりました。
リズムも、ベースと和音のストリングスとでリズムを刻みたいと思っているのですが、(Aメロの最初4小節だけやってみたのですが)二拍目と三拍目の間に空白を作るべきなのか、そのまま隙間なく音を置いて行ったほうがいいのか、別の方法があるのかなど、疑問だらけのままにやってみました。
まずどこからどのように直していけばいいのかもよくわかっていないのですが、アドバイスを頂ければありがたいです。
よろしくお願いいたします。
ベースが全音符で、他の3声部が1拍目お休みで2&3拍目に四分音符を演奏するこのアイディアは悪くないと思います。
アドバイスとしては、弦を4声部で演奏させる場合は、バンドアンサンブルのように「独立したベースとその他」という構図ではなく、「4声部」としてアレンジするので、「ベースとその他」ではなくて、ベースを含んだ4声部の配置全体を考えながら連結していきます。
その中でも最も大切なのはボトムではなくて、トップノートです。「主メロ」という圧倒的な主役がいるこのような曲の場合、主メロと伴奏の声部の関係を何よりも重要視します。なぜなら失敗すると主メロ或いは和音のトップ、もしくはその両方が汚く聴こえるからです。そういった意味でm14, m20, m25 は失敗しています。
・m14:メロディと和音のトップとの関係が長7度の不協和音で汚く聴こえます。
・m20:メロディと和音のトップとの関係が長2度の不協和音で汚く聴こえます。
まずは和音の全声部を入力する前に、和音のトップの音だけを作曲しましょう。それが、
・メロディと悪い関係になっていないこと(必須)
・旋律的に聴いても美しいこと(理想)
です。
・m24:トップではありませんが、sus4が3rdへ解決するのと"完全に同じタイミング"で メロディがsus4の音から始まるので非常に汚く聴こえます。
ここはこのように、手前にひとつレ#を置くと解決します。メロディのレ#がsus4の3rdへの解決を示唆し、同時にメロディがコードBの3rdから5thへの進行となり自然に聴こえるからです。
今後の作業
①主メロに配慮しながら和音のトップの進行を決める
②ベース込みでトップ以外の3声部の配置を決める(以前やったドロップ2、ドロップ3,ドロップ2&4などを駆使)
の順です。②においては、
・トップと第2声部(セカンドヴォイス)、第2声部と第3声部(サードヴォイス)のそれぞれが1オクターブ以上離れないこと
・第3声部とボトムは1オクターブと完全5度以上離れないこと
・各声部ができるだけ滑らかに連結されるように配慮
・7度や2度の不協和が低い音域に現れないようにすること
これらに注意して和音を連結してみて下さい。他にも様々なルールが山ほどあるんだけれども、取り合えずは上記のみに注意して作ってみてください。それだけでも今よりかなりサウンドが改善されると思います!



