先生、こんばんは！
前回のトピック
https://tokyo-ok.jp/community/postid/4669/
でのご説明についてお聞きしたいことがありまして：
「最初のコードは、ボトムのV音がコードの3rdにあたるので、右手の和音から3rdを省略することができます。するとRoot, 2nd, 5thという構成になります。これはそのまま基本形で弾くと良いと思います。」
とおっしゃっていましたが、Rootと2ndの、いわゆる二度の響きをそのまま弾いても問題ないのでしょうか？
こういう場合って、転回形にしてもう少し響きを整えるのが定番なのかな？と思ったのですが……。
よろしくお願いします！
＞こういう場合って、転回形にしてもう少し響きを整えるのが定番なのかな？と思ったのですが……。
別にそんなことは無いですよ。その時その時で良いサウンドになるボイシングを選んだり、前後関係やその他様々な理由でボイシングは決まりますのでね。「2度は避ける」とかそんな単純なことではないです。
さすがにトップの半音下に音を置いたりして、トップボイスと2ndボイスで短2度の不協和を作ることはポップスでは行わないですけどね。そのくらいかな。
あとローインターバルリミット。短2度はミドルCの下のミ・ファ、長2度はミb・ファ、「これより下で作っちゃだめよ」ですね。逆を言えば「それより上なら問題無し」です。かといって、Fmaj7(9,#11)を、下からファソラシドミとは弾かないので笑、全てケースバイケースです。
先生、ご返答ありがとうございます！
何故か「なるべく二度同時に鳴らすのはあまり好ましくない」という先入観がありましたが（実際ピアノ伴奏を弾いてる時二度打つかることは全然少なくありませんが…）、ローインターバルや、ボトムとトップスの短二度など、「不協和すぎる」場合以外は理論上使えないことはないということが知りました。
ありがとうございます！
