
船橋先生、いつもお世話になっております。
先日、耳の痛みと耳鳴りがするので心配して耳鼻科へ行ったところ、音響過敏症だと診断されました。
大きな音がすると、耳に伝わる音を緩和するために鼓膜の張力を調整する反射が起きるというのですが、私はその反射の力が弱いのだそうです。
大きな音が緩和されないまま耳に伝わりやすく、音に対する許容度が低いとのことでした。
音に限らず様々な感覚が敏感なので、自分はそういう性質なのだろうと思っていましたが、それだけでなく検査で測定できる原因もあることがわかりました。
医師には「音楽をやるには難しい耳だなぁ。うまく付き合っていくしかないよ」と言われました。
これまでピアノを長時間練習しても耳が痛いということはなく、オーケストラや吹奏楽のコンサートに行っても大抵は平気です。
その一方で昔からスピーカーの音が特に苦手で、すぐに耳が痛くなってしまいます。
講演会やスピーカーを使ったコンサートで、周りの人は平気だというのに、自分は耳が痛むのはいつものことでした。
先日行った宝塚の公演でも、音が大きすぎるので耳栓をしていました。
自宅のスピーカーでもすぐに疲れてしまって音楽の勉強がはかどらず、耳がこうでなければもっとしたいのにといつも残念に思います。
病院ではっきり診断されたことで、耳の疲れを少しでも軽減させるために何かできることはないかと、以前よりも真剣に考えています。
今の時点で試してみたいと思っていることは
・スピーカーを変える(今使っているのは安価で適当なものなので、さすがにそろそろ買い替えたいです)
・音楽制作や耳コピの時以外は骨伝導イヤホンを使ってみる(鼓膜を通さない骨伝導の方が負担が少ないかもしれないと医師に勧められました)
普段から気を付けていることは
・なるべく小さな音で聞く
・ヘッドホンはあまり使わない
・必要がないときは音楽を聴かない(作業中にBGMとして流すようなことはしない)
・耳を使う時はこまめに休憩をとり、疲れる前にやめるように心掛ける
・大きな音がする場所では耳栓をする
こうしてみてはどうだろうということがあれば何でも構いませんので、ご助言いただけないでしょうか。
なかなか難しいご相談かと思いますが、よろしくお願いいたします。