
先生、こんばんは!
こちらで質問したコードの転回形を書きました
https://tokyo-ok.jp/community/topicid/825/#post-4627
少し疑問に思ったのは、◯sus2/4で、二度がぶつかった場合、転回して音をバラした(?)方がいいのでしょうか?曲作りの時もこの考え…でしょうか
よろしくお願いします。
すみません、何が書いてあるのかよくわかりません。。
何か自分流の作法でボイシングを書いているのかな。。共通言語でお願いします。
もし「各コードをどういうボイシングで弾いたら適切か」ということなら、適切なサウンドを得るにはアコピかエレピかによって違ってくるし、もちろんオルガンやクラビならまた違ってきます。弦や管の音色を使うならまた適したものは違ってきます。
それに主メロがどんな音域でどういう音使いをしているかによってもその場での適したボイシングは違ってくるし、他の楽器(例えばギターやストリングス)がどういう音域で何をしているかによっても違ってくるし、ローインターバルリミットというのもあるから下限は限られてきます。
ボイシングは基本形か第〇転回形か、なんていう単純なことではないので、本格的にアレンジの勉強が始まるまでは、これまで習った弾き方でつながりよく連結させられればそれで合格です(音域キープ&共通音があったら保留)
sus2やsus4をどう配置するかも完全にケースバイケースです。4度堆積にすればスッキリするけどそれがその場に合ってるか、メロディに対して良いバッキングなるかどうか、の判断によります。
ちなみにギターの場合、左手のフォームは、パワーコードや3音だけの省略コード(5th省略・3rd省略など)も含めた実践的に指が届くフォームを総当たりで計算すると9万通りあります。また、同じフォームでフレットをずらしただけのものも数に入れると全部で190万通りあります。なのでひとつのコードにも様々な押さえ方があって、そのどれを選ぶかはアレンジャー次第・弾き手次第ということになります。
先生、詳しいご回答ありがとうございます!
楽器によって適切なボイシングが変わるなんて、考えてみれば当たり前のことなんですが、エレピとオルガンだけでも全然違うんですね……!(゚Д゚)
編曲の世界って、自分が思っていたよりも、ずっとずっと奥が深くて広いです!わーーー!!!
最近はKing Gnuをよく聴いていて、「編曲の次元が高すぎる……!」と感動していたんですが、そうした音楽も、こういった膨大な知識や深い基礎力の上に成り立っているんだなと実感しました(もちろん、それだけじゃないとは思いますが…)
転回形の件、改めて提出します。
また新しいトピックでも、どうぞよろしくお願いします。