いつもお世話になっております。
先月、ギターの調整をお店でしてもらいましたが、それから2、3週間経った頃から、2弦の音がビビりやすくなってしまいました。
開放弦の状態では大丈夫ですが、押弦して弾くとビビることが多いです。
調整をしてくださった方は「ギターのネックが若干反っていて、トラスロッドの調整では根元が完全にまっすぐにならない。やりすぎるとS字のネックになってしまうので、ブリッジを少し削り、ナットの5、6弦側を少し下げて弾きやすくなるように調整した」と言われていました。
2弦がビビりやすくなってしまった原因は何でしょうか。
よろしくお願いいたします。
>2弦がビビりやすくなってしまった原因は何でしょうか。
ネックは木なので、温度や湿度によって厳密にいえば日々刻々と状態が変わっているんですよね。なので調整が終わった状態から何かしら変化があったと思いますが、調整をした状態から元の状態に戻る方向へ変化したかも知れないし、逆に調整した方向へさらに変化したかも知れません。または特定の1か所だけのビビリだとしたら、隣のフレットの浮きが原因のこともあります。
ローフレットがビビる時ともう少し上のあたりでビビる時とで原因が異なったりもするので、もう一度同じお店で見てもらうのがいいと思います(自分の憶測でトラスロッドを回したりしない方がいいです)。
トラスロッドの調整は一発で決まることは少なくて、「調整して少し時間が経ってネックが落ち着いてからまた調整」、は基本で、僕とかは15度くらい回して1週間くらい弾いてみてからまた15度くらい回して・・・という具合にやっています。
あとたくさん練習して、フレットが部分的に削れて低くなり、ちゃんと押さえても隣のフレットに触ってビビるようになることもあります。その場合は「フレットの擦り合わせ」という治療が必要になります(擦り合わせを何度が行うとフレットが低くなってそれ以上削れなくなるので、そうすると「フレットの打ち直し」という治療が必要になってきます。
までも恐らく今回の場合はネックが何かしら動いたのだと思います。
【追記】
今僕が使っているクラシックギターは、ネックの反りを大がかりな手法で13万円かけて修理して、修理が終わって1ヶ月くらいしたらまたビビるようになってきて、そのまま数ヶ月使い続けていったらまたビビらなくなって(季節にもよりますし)、しかしそのあたりで安定したのか、それからは数年経っても良い状態がずっと保たれています。なのでそこまま少し使ってみる、という選択肢もあります!