こんばんは。五月雨式ですが、質問があります。
下記の動画の曲ですが、こちらはジャンル的に「国」で言うと大体どの国を思われますでしょうか?
南米、ラテンの香りがしますが、演奏と音色はアイリッシュ系バンドかな、です。
そのアイリッシュ系バンドがラテンを作るとこうなるのかな、と聴いてて感じましたが、
国やジャンルを指すとなると、具体的にどこになるかはちょっと想像が付きにくい……と思っています。
ブラジルのサンバ? うーん、何となく違うような。
メキシコ系? うーん、当たらずとも遠からず?
なので、私はラテン系とかと勝手にお茶を濁しています。
まだまだ何となくの直感というか当てずっぽうで考えているので、ジャンルの深堀りをするためにも、ちょっと一緒に考えてほしいと思います。
こうして見ると、世界地図で例えると、南米の音楽はあまり聴いてこなかったな、と思わされたので、これは聴いておけ、というものがあれば、それもご教示いただけるとありがたいです。
とりあえずですが、アントニオ・カルロス・ジョビンのCDは数枚持っています。
おお、チーフタンズとライ・クーダーが一緒にやってるアルバムとかあるんだね!!
チーフタンズは僕の大好きな監督キューブリックが撮った『バリー・リンドン』(『ある愛の詩』のライアン・オニール(テイタム・オニールのお父さん)が主演)の音楽に使われて有名になったバンドです。ちなみに『バリー・リンドン』は衣装もセットも映像も実に素晴らしい映画なんだけど興行的に失敗してw、「次は有名な本を使って有名な俳優で撮らなきゃ!」となりスティーブン・キング原作ジャック・ニコルソン主演の『シャイニング』で大成功という流れ。で僕は『シャイニング』でヘンリーホール楽団という1940年代のイギリスのジャズバンドを知った・・・まそれはおいといてw
でこの曲は、お察しの通りメキシコが関係しています。これはマリアッチとケルトの融合ですね。マリアッチはメキシコの音楽ジャンルの中でもっともポピュラーなものです。ユーミンの『Holiday in Acapulco』(アルバム『ALARM à la mode』の1曲目!)の中にも「♪マリアッチのリズムを夜通しきかせて~」と出てきます。歌詞はスペイン語です。メキシコは300年もの間スペインの植民地だったのでスペイン語が公用語。街角にいるマリアッチのバンドにお金を払って心を寄せる女性の家の前で恋の詩を歌ってもらい、2階の窓が開いて彼女が顔を見せてくれたら交際成立!!なんだよ~~~素敵だね!
メキシコの音楽ジャンルについては下のページに詳しく載ってるみたいです(マリアッチのところしか見てないけど)
https://www.latin-ongaku.net/musica/mexico.html
ライ・クーダーはスライドバーを使ったブルースギターからワールドミュージック的なものまで幅広いジャンルで活躍しているギタリストですね。僕と同世代だとこのCMとか覚えている人もいるんじゃなかろうか。
もうお爺ちゃんだけど、若い頃は見ての通りのイケメンでした。
マリアッチもケルトのようなアイルランドの伝統音楽も6/8拍子が多いから相性イイんですね!考えたことも無かった。面白い曲をどうもありがとう^^
船橋先生
すみません、お返事が遅くなりました。
回答の方、ありがとうございました。
やはり、メキシコ系でしたか。
マリアッチというのが初めて知りましたが、6/8拍子ということから、ケルトやアイリッシュとは相性がいいのですね。
南米というと、ペルーなどの民族音楽(サンポーニャなど)も有名ですね。
南米と一口に言っても、本当に色々な音楽がある大陸です。
ブラジル音楽だけでもあらゆる音楽のミクスチャですし、面白い発見がまだまだありそうな感じです。
そういえば、最近、駅前の広い所で演奏していたアンデス系の音楽を演奏している集団を見かけなくなったような。
コロナ渦もあってか、帰国したのか……。
都内はもちろん、埼玉の知り合い曰く、かなり遠征して埼玉の奥の方まで来ていたこともあったとか。
脱線しました。
この度は、ありがとうございました!