【連載】DTM用PCを自作– category –
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DTM用PCを自作 その15 (最終回)
6年前に組んだ前PCの ”コンピューター名” は、映画『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』のキャラクターにちなんで ”ZERO” としていたが、今回は初の白い筐体ということで "SNOW" と命名。LANネットワークに接続してしばらくしたら、ino先生が「先生、大... -
DTM用PCを自作 その14 O.C.
CPUパワーを節約するために、エフェクト処理に関わる演算を外部DSPにまかせる方法、例えばUniversalAudioのAppolo、ProToolsのHD、WAVESのSoundGridなどもあるが、まずはシンプルに速いPCを求めたい。 なぜならCPU、メモリ、ストレージ、これらが速いと音... -
DTM用PCを自作 その13 BIOS設定
Windows機でThunderboltを使用するにはBIOS設定が必須なのでその手順を紹介 MB:ASUS PRIME Z390-A BIOS:バージョン 0805 (リリース 2019/02/01) ①マザーボードのThunderbolt機能を有効にする ②TBカードを挿したPCIeスロットの番号を指定する ③Windowsのサ... -
DTM用PCを自作 その12 各部解説
PCの組み立て方は、"pc 自作 組み立て 手順" で検索すれば、パーツショップや親切な人が、大量の画像と共に「もの凄い丁寧さ」で解説してくれているので、ぜひそちらを参考に。 PCの組み立てはおろか、蓋を開けたこともないという生徒もいるかと思うので、... -
DTM用PCを自作 その11 パーツまとめ
【マザーボード】ASUS PRIME Z390-A POINT :Thunderbolt3機能、オーバークロック耐性 【CPU】Intel Core i9 9900k POINT :8コア16スレッド、5.0GHzで常用可能 【メモリ】G.SKILL F4-3600C19D-32GSXWB (32GB) POINT :3... -
DTM用PCを自作 その10 その他のパーツ
以前と違い今のCPUにはグラフィック機能が内蔵されている。なので必ずしもグラフィックボードは必要ない。今回のマザーボードも2画面出力までサポートしているので、DTMをするにあたってはCPU内蔵GPUをそのまま利用すると良いだろう。 但し自分の場合は3画... -
DTM用PCを自作 その9 電源ユニット
PCのパーツの中でかなり重要な電源ユニット。安定動作の要となるパーツだ。PCが不調な時、電源を新品に交換したら復調したとかはよくある話。また電源ユニットには大きな負荷がかかるので経年劣化が激しく、ほぼ消耗品と考えた方が良い。 「6年前に組んだ... -
DTM用PCを自作 その8 CPUクーラー
僕がDTMを始めたての時に中古で買ったPCのCPUはIntelの80286、クロック周波数は12MHz。幼馴染のギタリストが使っていた80386マシン=33MHzが眩しかった・・・ その後80486マシンに買い替え、本来50MHzのクロックを、アキバで買ったハイパフォーマンスなCPU... -
DTM用PCを自作 その7 ケース
今回のマザーボードはATXという極めて一般的な規格なので、この点ではケースの選択肢は非常に多い。また、アツアツなことで知られているCorei9 9900kの場合、空冷にするならよく冷えるハイエンドのクーラーが必須。この場合、巨大なるヒートシンクが収まる... -
DTM用PCを自作 その6 ドライブ
現在、PCに内蔵させる記憶装置で一般的なのは下記の2種類 HDD:磁気ディスクをモーターで回転させてディスク表面に記録 SSD:半導体チップに記録 そしてここ数年で台頭してきたのが ”M.2” (エムドットツー)である(この読み方を知るまで「えむに」と読... -
DTM用PCを自作 その5 メモリー
「愛のメモリー」(映画) 監督:ブライアン・デ・パルマ 音楽:バーナード・ハーマン 「愛のメモリー」(曲) 作詞:たかたかし 作曲:馬飼野康二 唄:松崎しげる どちらも素晴らしい DAWを起動すると、DAW自体もメモリーをそれなりに占有するが、最もス... -
DTM用PCを自作 その4 マザーボード
マザーシップ=母船 マザーカントリー=母国 マザーファッカー=おかあさんといっしょ マザーボードは母なる板である。”メイン基板” と呼ばれたりもする、パソコンの中で最大の構造物だ。 マザーボードのサイズにはいくつもの規格があるが、最も一般的なの... -
DTM用PCを自作 その3 CPU
PCを組む時にまず念頭に浮かぶのがCPUだろう。今回選んだCPUは、昨年下旬にリリースされた、Intel Core i9-9900k。”8コア16スレッド” という多コアもさることながら、ターボ・ブースト時のクロック周波数が5.0GHzという爆速。これが今回の選択理由。 DTM... -
DTM用PCを自作 その2
旧PCから新PCへ、音源やDAWのライセンスを移動しようと思ったら、初代 iLOKキーに対応していないソフトがいくつかあり、仕方なく iLOK3を購入。 この大きさの違い! しかしそれを上回るデザインセンスの違いは、教室のある "足立区加平" と、BlueNote Toky... -
DTM用PCを自作 その1
僕が初めてパソコンに触ったのは1980年代。当時、演奏の仕事の傍ら、飯田橋にある大日本印刷の下請け会社でフィルムの管理のアルバイトをしていて、そこでマッキントッシュSE30という、今となっては歴史的なモデルに出会いました。そこから音楽制作用に、M...
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