「音楽を仕事に出来る人」が必ず持っている3つの要素

音楽を仕事にするために必要な3つの要素があります。それは、情熱、強い願望、そして根気。この3つが揃っていなければ、プロとしての道は厳しいでしょう。この記事では、その重要なポイントをお伝えします。

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十分な音楽への情熱

これが「全ての根源」になるので、これが不足していると、ただコツコツと「真面目」に勉強していても、残念ながら音楽を仕事にするのはほとんど無理です。少なくとも「自分以上に音楽が好きな人は周りにほとんど見当たらない」と思えるくらい好きである必要はあります。(食べるのがすごく好きなら料理人になれるか、というとまた違うのですが…)

1秒でも早くプロになりたい、という強い願望

音楽を仕事に「できたらいいな」という人は、無理だと思った方がいいでしょう。少なくとも、プロを目指して修行している段階では、寝るのも、食事をするのも、息をするのも、全て「精進のため」だと思えないようだと難しいです。明けても暮れても、夢の中でも、寸暇を惜しんで作曲や勉強や楽器の練習をしているくらいでないとだめです(そういう夢を見たからプロになれるというわけではありませんよ)

あきらめずに続けられる根気

「運が必要だ」とおっしゃるプロの方は大勢います。皆さん「あの人に出会わなかったら」とか「あの人が仕事を断ったおかげで」とか、そういう経験があるからでしょう。しかしそれは諦めずに努力を続けていたからこそ「運」に出会えたということなのです。早い遅いの差こそあれチャンスは巡ってきます。音楽への情熱を絶やさず、怠けずサボらず最大の努力を続けているのに「長い人生にチャンスがたったの1度も訪れない」ということはないのです(「自分なりに頑張ってる」とか「ちょいちょいサボってる」とかいった人にはチャンスが訪れないことの方が多いです。

まとめ

これが、僕が自分自身や、たくさんの音楽の仕事仲間を見てきたり、何百人もの生徒を教えてきて辿り着いた、「音楽を仕事に出来る人が必ず持っている3つ」です。

プロ志望者は自分がこれらを備えているかよく考えてみましょう。そして備えるのが無理なようなら、潔く諦めて、音楽とより楽しく付き合い、味わい尽くす方法を考えましょう。仕事にすれば誇りや充実感を得られるかもしれませんが、趣味は趣味で”楽しさ”という点においては、音楽を仕事にするよりずっと楽しいと思います 😊

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