人は土から離れて生きられないのよ

Yes!I am!(inoです)

大地讃頌を学生時代に合唱で歌ったよ~っていう人もいるんじゃないかと思います。

 

正式には『混声合唱とオーケストラのためのカンタータ『土の歌』』。

カンタータ:独唱・重唱・合唱および器楽伴奏から成る大規模な声楽曲。交声曲。(Wiki) つまりでっかい編成のオケと歌。

大地讃頌は7楽章、作曲は佐藤眞先生です。(私実は佐藤先生の孫弟子です)
本来はオーケストラと合唱の曲!ピアノ伴奏版はオリジナルを元に編曲したものです。

音楽の授業が大嫌いで大嫌いで(学校を休むくらいキライでした)仕方ない私でしたがこの曲は初めて聴いたときにスゴイ…スゴイ…ってなりました。

第1楽章「農夫と土」イ長調、一時嬰ヘ長調に転調する。自然の恵みの神秘、土への感謝が描かれている。
第2楽章「祖国の土」人は皆土に生まれ、土に還っていくという意味の詩。行進曲風。転調が多い。
第3楽章「死の灰」ヘ短調。原爆について取り上げられ、人間と科学の汚さが描かれている。
第4楽章「もぐらもち」第3楽章と同じく原爆が扱われており、モグラに例えて人間を皮肉っている。テノールソロあり。
第5楽章「天地の怒り」ホ短調。天災と人間悪について描かれている。
第6楽章「地上の祈り」ト長調。大地への想いと反戦の祈りが書かれている。
第7楽章「大地讃頌」ロ長調。本作品を締めくくる大地への限りない讃歌。
Wikiより。このストーリー性よ…。

合唱のスコアって複数の単旋律を魅力的に聴かせるのにすごく参考になりますヨ。(ピンとこない人はリコーダー4本だけ使ってメロとアレンジを作る感じをイメージしてもらえばいいかも!)劇伴やオケには大事なアレンジ能力かなあと思っています。

 

全楽章のヤツ

 

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