今回は、好んで用いるフィルターとレトライザー(レトロなサウンドを再現するエフェクト)です。
【Volcano3 / FabFilter】マルチ・フィルター
ただローパスしてレゾナンスをかけてスウィープするような定番的な使い方から、4つのフィルターを個別に設定して、それぞれにモジュレーションをかけたり歪ませたりと様々なことができます。センドに送ったディレイやリバーブ成分に使っても面白い。アイディア次第で色々できます。
【The Orb / AudioThing】フォルマント・フィルター
楽器の音を人の声のように聴こえさせることができます。色んな発音が用意されてる。飛び道具として一発使ってもいいし、ボコーダーやギターのトーキング・ボックスのように使うのもアリです。いろんな母音が用意されてます。
トーキング・ボックスは持ってるんだけど、セッティングがどうも面倒で使用が遠のいて・・・ね。マイクをセットして、リアンパーを通した音をボックスに入れて、ホースは口に咥える前にまず石鹸で洗ってキレイにしないとね・・・とか笑
【Speakers / AudioThings】マイク / スピーカー・シミュレーター
骨董品やオモチャのマイクやラジオの音をシミュレートします。50種類近いスピーカーやマイクを自由に組み合わせて音を作ります。バックグラウンド・ノイズも35種類あり、ディストーションも15種類あります。・・・ま、だいたいプリセット使ってます。レトロなテクスチャーが欲しい時に。
【Vinyl / iZotope】アナログ・レコード・シミュレーター
蓄音機からローファイ、ミッドファイまでを年代で選ぶという作り。これの1950年代のフィルターを好んで使ってます。
【RC-20 / XLN Audio】複合型・レトロ・シミュレーター
これもサウンドにレトロなテクスチャーを加えたい時に用います。エフェクトを複合的に使えますがパラメーターが少ないので使い易いです。かかりも単純明快。ドラムやベースに使うことが多いかな。