大きく3つのグループに分けてます。
前はここに各社のテープシミュレーターも並べてましたが、どれを使おうが本物のテープを通した音になんか全然ならないし、「そうそう、こういう音が欲しかった」という経験も全くないので使わなくなり全て削除しました(あんなオ〇ホみたいなもん要らんわ)。磁気テープを通した音が欲しい時は実機のSONYのテープデッキを使っています。最高です。
エキサイター / ハーモニック・エンハンサー
エキサイターは音声信号を歪ませて高次倍音成分を付加するエフェクトです。
【Quadrafuzz v2 / Steinberg】
Cubaseのオマケです。4バンド。歪みのタイプを5つから選択できてボーカルやアコギの高域に使うと単純明快なエッジが得られます。またチューブを2mixの中~中低域に使うと1940年代のようなサウンドが作れます。
【Ozone9 Exciter / iZotope】
上記Quadrafuzzよりも上品なかかり具合いが必要な時に使います。4バンドでタイプもたくさんあり、奇数倍音が出るタイプ、偶数倍音が出るタイプ、整数倍音全体が出るタイプなど、それぞれにキャラクターがしっかりあります。
【Vitamin / WAVES】
上記の2つとは異なり、エキサイター、コンプ、EQが合体したエフェクトです。5バンドそれぞれのフェーダーを上げるだけで複合的な効果が得られます(いかにもWAVESらしい)。フェーダーを上げると基音よりも下に”何か”が出てきますがそれが何なのかは謎です。これはこれで独特のサウンドが得られるのでしばしば用います。
ディストーション
以下は上記のエキサイター、ハーモニック・エンハンサーとは違い、”歪んだ音” が欲しい時に用います。
【Saturation Knob / Softube】
ただ漠然と歪ませたい時、このサウンドがドンピシャのことが良くあります。1つのノブと1つのスイッチしかないので数秒で結果に辿り着けます。
【Saturn 2 / FabFilter】
歪み方にあれこれと要望がある場合にはこちらを用います。パラメーターが多く色々なことができます。
【Trash 2 / iZotope】
”ぶっ壊れた音”が欲しい時に使います。何の楽器の音か不明になるようなプリセットも多く刺激的です。飛び道具です。
【Bitcrusher / Steinberg】
これも飛び道具。ビット深度を極端に下げた時のデジタルな歪み&ノイズが得られます。ヒップ・ホップや一部のエレクトロと相性が良い。
【BIAS Pedal / Positive Grid】
ギターアンプ・シミュレーターのストンプ部分を抜き出したエフェクトです。ギター以外のトラックに使うことで面白いサウンドが得られたりします。
アンプ・シミュレーター
【BIAS FX 2 / Positive Grid】
よく出来たプラグインのギターアンプシミュレーターです。エレキやエレベを自分で弾くような場合にはKemperを使いますが、ササッとデモを仕上げるような時にはこれが重宝しています。今のところほとんどプリセットを選ぶだけの使い方に終始しています。
【Vintage Keyboard FX / Overloud】
数少ないキーボードアンプのシミュレーターです。ローズ、ウーリー、クラヴィなどを用いる時には大抵これを挿してます。パラメーターが少なめでとても使いやすい。モジュール式になっていて痒いところに手が届きます。
【PSP L’otary / PSP Audioware】
ハモンド・オルガンなどに用いるレスリー・スピーカーのシミュレーターです。これをオルガン以外の楽器に用いるのが面白い(オルガンの専用音源にはスピーカーのシミュレーターはついてますから)
【VST Bass Amp / Steinberg】
BIASにもベースアンプ・シミュレーターは入っていますが、腰が高い印象の音が多いので、トレース・エリオットのような重低音のベース音が欲しい時に用います。
【Blue Cat’s AcouFiend / Blue Cat Audio】
エレキのフィードバック(マイクで言うところのハウリングみたいなもの)は、アンプを超爆音で鳴らして弦を揺らさないとフィードバックが起きないので、住宅地でやると警察が来ます。なのでサツのやっかいにならないようこのフィードバック・シミュレーターを使います。安全第一。