音楽制作現場の醍醐味

仕事と生活の一体化による相互作用・相乗効果、これを”ワークライフシナジー”と呼ぶらしいです。

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サウンド・シティBスタでの作業に向けてプロジェクト準備

どうせ人生の多くの時間を仕事に費やす生き方を選ぶのなら、そんな生活もまた楽しかろう! というわけで今日はこれからコード進行表を作ったり、ドラム譜を作ったり、メロ譜とハモリの符割りのチェックをしたり、アレンジの見直しをしたり、プロツールスに流し込むパラデータの準備をしたり…と、充実した仕事の時間です。

サウンド・シティBスタジオ

港区麻布台にあるレコーディングスタジオ「サウンド・シティ」で一番大きなBスタジオ。60人近いオーケストラがスッポリ入る巨大なスタジオは久しぶりです。

思い出のビクター青山スタジオ

初めてこういった大きなスタジオに入ったのは20代の中頃、ビクター青山スタジオの301スタでした(401スタ=通称 ”サザン・ルーム” の下)。その時は、だだっ広いスタジオのど真ん中にドラム1台のみセットしてのレコーディング。「心細せ~~~」って感じでした笑

ビクター青山スタジオの301スタのコントロールルーム。
40年近く前、ガラス越しに見える広いスタジオの真ん中でドラムを演奏した思い出の場所。

Solid State Logic 6064G

今回お邪魔するサウンド・シティのBスタのコントロールルーム


サウンド・シティBスタのコントロールルームにはSSLの6064Gが入っているようです(ビクターの202スタジオにも入ってるヤツ)。見たところ72チャンネルだから新品当時は億超えでしょうね。そして、現在Cubaseで調整しているオーディオのパラデータを当日このシステムへ流し込んで、そこへ生楽器を録音していきます。

当日僕はエンジニアやプロデューサーと一緒にこちら側、コントロールルームでお仕事。ino先生はメインルームでミュージシャンを相手にディレクション、という感じです。弟子(ino)が出世してくれたおかげで、このところ生徒相手の ”モノ知りおじさん” から着々と現場復帰。嬉しいですね。以前は演奏、今は制作と、ポジションは変わりましたけど。

やっぱり現場

家でコツコツ作業するのも悪くはないけど、やっぱり現場ですね。ミュージシャンは現場に携わって人と交流していないと、音にもハリがなくなってきます。去年はいろんなことが動き始めたので、ことしは波に乗せるのが目標。教室の方も、バンドアンサンブルレッスン、アレンジグランプリ、学割り開始と、忙しくなりそうです。あれ、、もしかしてワークライフシナジーじゃなくて、ただのワーカホリックかな!?

プロフェッショナルなミックスのアドバイスが必要ですか?

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