SNS や YouTube, プロの噂話などで
1曲のトラック数が数十、百を超えるようなトラック数を作るのを聞いた事があります。
自身はまだまだシンプルな曲しか作ってないので、多くても10トラック前後です。
リズム、低音、和音、高音のキラキラしたやつ、主旋律...楽器数の多い楽曲でも、そんなにトラックが必要なものでしょうか?
トラック数が多くなる想定としては
- 楽曲の中で少しだけ鳴る、特殊な効果音
- ボーカルでも Aメロ、Bメロ、サビでトラック分ける?
- ハモリパートで複数の声を重ねる
ハモリだけで何個もトラック用意するの良く聞きますが、あんま必要性をわかってないです
こういうものの積み重ねでトラック数が増えるのかな? と考えてます。
トラック数が多ければいいってもんじゃないと思うので
トラック数を増やさなければいけない本質的な理由がわかればと思います。
お手隙の際によろしくお願いします🙇
>トラック数を増やさなければいけない本質的な理由
そんなものは無いです。
プロが300トラックとかになっているのを見て無知な人が「トラックを増やしたらプロに近づけるのか?」と思ってるだけです。僕やino先生も仕事のデータで150や200を超えることがありますが、様々な理由で結果そうなることがある、というだけです。
「ピアノの上手な人がたくさん音を鳴らしているから、たくさん音を鳴らしたらそれが上手ってことかな?」っていうくらい馬鹿げています。知能指数2です。
色々な事を勉強していくと自然とトラック数が増えたりすることもあります。それだけです。歴史に残るような素晴らしいピアノの名ソロ演奏は何トラックくらいだと思います? 50年経ったら100トラック使ったボカロ曲とどちらが残るんでしょう。
ネット上のブログや動画には、聞きかじりの聞きかじりのそのまた聞きかじりといった情報が蔓延しているので、そういったことを発信している人達と同じ次元に成り下がらないことです。
ネットで動画やブログを見ない方がいいですよ。作曲でも編曲でもミックスでも演奏でもみんなメチャクチャなことを言ってますから。クラシックしかやってこなかった人が「ジャズ風」とか言ってJPOPやジブリの曲なんか弾いているのを見ると〇んだらいいのにと思います。逆だって同じです。ミックスでも編曲でもみんなメチャクチャなことを言っています。そんなものばっかりです。僕の周りにはプロのミュージシャンがわんさかいますが、誰も動画やブログなんか書いてないです。覚えたての人か再生数目当ての人しかそんなことやってないんですよ。参考にする意味なしです。
僕のミックスのお師匠さんは満田くんで、満田くんはグラミー賞を20回受賞してハリウッドのウォークオブフェームにも手形のあるアル・シュミットという、人類史上最も成功したミキシング・エンジニアの元で修業を積んだ人です。満田くんからアル・シュミットさんが言ったことやしていたことを聞かせてもらいましたが、「トラック数を増やすといいよ!」と言っていたとは聞いてませんね笑
無知が故に見当違いなことをひらめいた人がつぶやいて、それを見た人たちがもっともらしく語り始める。。ああ怖い。しょうもない世の中ですね。
詳細なご回答ありがとうございます!
歴史に残るようなピアノ曲。昔の曲なら1トラック。多くても制限があるので1桁のトラック数だと思います。
ましてや録音じゃなく、生演奏とか楽器一つで感動出来るものもたくさんあるので、1トラックでも問題ないと感じました。
数が多い少ないじゃなく、表現したい事に合わせて、トラック数が必要なら増やす。の考えでいきます。
今、トラック数は10前後で曲を作ってますが、それ以上必要だと特に感じてないので、そのままで良いんだと胸張っていきます。
また、ネットがボカロ界隈にいてるので「本当にそうか?」みたいな情報がちょいちょい流れてきます。
わかった風のコメントや大量のいいねがついており、間違ってるとは思うけど、どう間違ってるのか説明できない・判断出来ないので、モヤモヤする事が多いです。
本業のプログラマーでも似たような現状を見てきてるので、音楽の勉強でも気を付けないとなぁ...と感じます。
業界が発展して、人も増え、参入ハードルが下がった事は良いとは思う反面
プロの現場でもちゃんとした人が一握りで、インフルエンサーや書籍・ブログ書いてる人で間違ってる人もいて、簡単に知識にアクセス出来るようになりましたが、何が真実か判断する頭を持たないと怖いなと思う次第です。