いつもお世話になっております。
先日見て頂いた楽曲の、Aメロ部分を作りました。
・Bメロやサビのメロディに跳躍するところが多かったことを踏まえ、Aメロは敢えて順次進行するところを増やしました。
・コード進行も、B以降に借用和音が多かったため、Aメロはあまり凝った進行にはしていません。
・全体を聴いたときに、少し忙しない感じを受けたので、BPMを140→138に変えています。
添削、アドバイス、よろしくお願いいたします。
通して聴くと、サビは悪くないのに全体としてインパクトに欠けるというか、サビが際立ってこないですね。Aメロには跳躍を少なくしたり、凝った進行を使わないようにしたりなど、それらの工夫は的を射ていますが、どこか今ひとつな理由は、
①音域の推移
②サビ直前の処理
③音符の長さや音符の密度の変化
④フレーズの長さの変化
このあたりの配慮が欠けているからのように思えます。
①音域を単純に、高・中・低の3つのレベルで考えると、J-POPのド定型「Aメロ - Bメロ - サビ」という構成の場合、サビは高(洋楽とかにはサビで低い音域になるクールな楽曲がたくさんありますが、J-POPでは単純に高い音域になるのが定番)。流れに変化をつけたりサビを際立たせるためにはその前のBは中か低にするのが一般的です。するとABサビの組み合わせは、以下の6通りになります。
a. 低中高:徐々に上げるという、定番のひとつ
b. 中中高:音域の狭いボーカリスト用
c. 高中高:頭でバーンと勢いよく始まってBで落とす
d. 低低高:あまり見ない
e. 中低高:よくある定番のひとつ
f. 高低高:cを極端にした版
今の状態はABサビでこの音域の変化がほぼなく、「何となくずっと一緒」という印象です。
②Bメロの最後がトニックになっていて緊張感も盛り上がりも無く、サビに向けたワクワク感、くるぞくるぞ感、そういったものが無いので、サビ頭に「サビキター!」というインパクトがありません。コードF G の後、メロディをグッと盛り上げて、コードはE7が2小節欲しいです。
③短い音符をたくさん使う←→長い音符でおおらかなメロディ
④2拍のモチーフを繰り返して畳みかける←→2小節の大きなメロディを反復
こういった変化も差別化に役立ちます。様々な要素で変化をつけられるので色々と試行錯誤して、リスナーに「違う空気」を感じさせてあげて下さい。


