
お疲れ様です!
サビのところの頭にインパクトが出るようキックで低音楽器と弦楽器をSCして、音域についてもクワイアのボリュームを下げる等してバランスを見直してみました。
またご確認お願いしますm(_ _)m
サビの入りがちゃんと「ドーン!」となりましたね、OK
やっぱり打楽器的な素早いアタックっていうのがインパクトの瞬間に無いとヌルっと入っていってしまうので、キックのアタック感は優先順位が高いです。
キックのアタックで、チューバやコントラバスの低域をSCで叩く。低域というのはエネルギーが大きいので、それをしないと全ての低音楽器の低域成分を合算したエネルギーが膨大になり、マスターのリミッター(マキシマイザー)がそれに反応して大きくリダクションするので、結果としてサウンド全体が圧縮されてインパクトが全くなくなってしまいます。
「だったらマキシマイザーにマルチバンドを使ったらすむ話では?」と思うかも知れませんが、それではキックのアタックまで圧縮されてしまいます。キックのアタックはできるだけ圧縮したくない。だったらそれ以外の低音楽器の低音成分だけをゲインして、低域のエネルギーを瞬間的に押さえましょう、ということです。
バランスについては、低域、中域、高域のバランスは常に「鏡餅」をイメージすること。真ん中の餅が一番下の餅と同じ大きさではダメ、ということです。特にこの手の音楽なら一番下がしっかりしている必要があります。
今回、クワイヤがやや小さ過ぎかな。。チェロやホルンなどの中低域の楽器が逆に大きく聴こえてしまってます。それらの楽器を少し押さえて聴いてみて、クワイヤをそのままにするか少し戻すか判断、ですね。
最初の内は低域・中域・高域と全体を3つにわけて意識していればOKですが、そろそろ低域・中低域・中域・中高域・高域と5つにわけて意識していきましょう。4段の餅のてっぺんに橙(だいだい)が乗って全部で5段のイメージです。
5つの帯域の境界は音楽のジャンルや内容によって1オクターブくらい変動するので、本に書いてある数字を覚えてもほとんど意味がありません。音楽を聴きながらEQのスペアナ上で「この曲の場合はこのあたりが〇〇かな」と判断していきましょう。その行為の反復で上達していきます。数字などどうでもいいと思っていきましょう!
ご回答ありがとうございました!
またEQで各帯域を見ながら5段の鏡餅を意識して調整してみます。


