
船橋先生お世話になっております。
①テンションを意識しないメロディに対してコード付けを行う。
こちらの課題を行いました。(22小節からの曲です)
選択肢があるなかでどれを選ぶべきかまだ慣れておりませんが、一つ一つ耳で確認し合うと思った方を付けました。ご確認お願い致します。
テンションの選択の仕方が全般的に間違ってしまっています。例えば、
キーCで、コードがC、そこに「ドレミー」というメロがあったとします。
多くの人が「メロにレが含まれているから、レを足そうかな」つまりCadd9にしようかな、とやり勝ち。
でもそれだとメロの最初のドが9thのレと不協和音、最後のミーも9thのレと不協和音。
つまりこの場合の9thは「加えるとメロが最も汚く聴こえる音」ということになります。(メロディのレは、そもそもがルートのドや3rdのミと不協和音なので、add9としてレを加えたところで、不協和が助長されるだけであってレが美しく聴こえるわけでは無いのです)
もしドレミ―のドが1拍目ジャストだったとしたら、CM7も避けるべきなので、僕ならC6とします。ドレミと干渉しないからです。
というわけで、「メロディと干渉しない」を軸にテンションを選んでみて下さい!
【補足】
キーCで、コードがC、そこに「ソラソラソー」というメロがあったとします。
「コードをC6にしたら良いのでは?」という人が一定数いますが、C6にするとメロディのラと5thのソの不協和を助長するだけですし、さらにソまで6thのラと干渉して汚く聴こえてしますので、この場合「ラ=最も足さない方が良い音」になります。
このケースでは、CM7或いはCadd9が正解ということになります。
※7thや6thの音というのはテンションではありませんが、そもそも「あっても無くても構わない音」なので(ドミナントコードの7thを除く)、足す場合にメロとの相性を考えなければならないという点においてはテンションと同じです。