
おつかれさまです!
ステージ上にノートパソコンを置いて、DAW で同期音源を流しながら MIDI 鍵での演奏を行なっています。
最近、Mix をするようになり、Aメロの鍵盤、Bメロの鍵盤、サビの鍵盤...のように、場面によって音を変える事が出てきました。
MIDI 鍵を弾きながら、マウスやキーボード操作してトラック切り替えをするわけにもいかないので、リアルタイムで演奏するライブの場合、どう対処するべきでしょうか?
MIDI 鍵を複数台用意する、トラックを足で切り替えるスイッチを用意する。などが自分では浮かびましたが、アドバイスいただけますと幸いです。
・演奏する楽器の種類をそれぞれA、B、C、とする。
・トラックを3つ用意してA、B、Cの楽器をそれぞれロードする。MIDIキーボードを演奏した時に3つのトラックの楽器が同時に全て鳴るようにモニタリングボタン(スピーカーのマークのアイコン)をONにしておく。
・Aメロ部分では、BとCのトラックがミュートになるようにオートメーションを書く。
・Bメロが始まるタイミングでAのトラックがミュートになり、Bのトラックのミュートが解除されるようにオートメーションを書く。
・サビが始まるタイミングでBのトラックがミュートになり、Cのトラックのミュートが解除されるようにオートメーションを書く。
こうすると曲の進行に合わせて鳴る楽器を入れ替えることができます。
但しリスナーからした場合、例えば
・Aメロでは、奏者がピアノを弾いていると確認した
・Bメロになったらピアノの音が聞こえなくなって、奏者が鍵盤を全音符で押さえている。「何をしているのだろう?」(→実際には全音符でオルガンを鳴らしていても、リスナーは「この人はピアノを弾いているんだよね」と思っているから)
・サビになったらリズミカルなシンセを弾いている。「シンセを弾いているのか」と確認。「ふーん。音が変わったのか」と思う。
・またAメロになってピアノの音色に戻る。「あ、、またピアノに戻ってる。ふーん(妙な気分)」
ということになりそうです。
本来は元のアレンジがどうされているかに関わらず、ひとつの楽器で通した方が良いと思います。
でも「どうしても楽器を切り替えて演奏したい!」ということなら、音色を切り替えているアクションがあればリスナーの違和感を払拭できるので、音色が切り替わるたびに「ボタンを押して音色を切り替えています!」といった「わかりやすいダミーのアクション」を挟むといいでしょう。「切り替え切り替え弾いているな」と伝わります。
でもセクションごとにプレイヤーの楽器の音が頻繁に切り替わることが、良い演出につながるのかは疑問です。シンセを3台置いてあっちを弾いたりこっちを弾いたりするのはカッコイイ演出だとは思いますが。(使ってる楽器がショボイとカッコ悪いですけどね)
ありがとうございます!
思いつかなかった方法で、そうやって実現するとは...面白い発見でした。
考えていたのが、Aメロ, Bメロ, サビで楽器そのものが変わるというよりは、同じ楽器でリバーブやEQのかかり具合が変わるもので想定していました。Mix の時は Aメロ, Bメロ, サビでトラック分けたりしてたので、これをリアルタイム演奏で実現したいなと考えていました。
後半で書いていただいたように、ステージの場合に見た目と音の乖離があるのは、リスナーからすれば混乱要素になるので、注意します。
今回の楽器の音だけに限らず、ステージ上の楽器は1個しかないのにオーケストラ音源が流れたら違和感があるように、ステージ上の見せ方も気を付けないとなと感じました。