冒頭をC6でボイシングして、メロディが「ソーソラソ」の「ラ」へ動いた時にメジャーセブンスでボイシングすると、ボトムに動きが出せるので、下三声全部が同じ音で連結されるよりも良くなります。

それと、メジャートライアドに対してシックスよりもメジャーセブンスの方を積極的に用いているようだけど、シックスを選択した方が前後のコードのサウンドとの流れに統一感が取れることも多いので、CやFに対してもう少しシックスも意識してみてください。

あと内声にテンションを加えるのはこの後やりますので、先走らずにまずはコードトーン（トライアド）と、セブンス、メジャーセブンス、シックスの要素だけで下三声をつけてみてください。その条件で最善最良を目指しましょう。（つまり EX.10 と EX.11の内容のみで可能な限り音楽的になるようにボイシングを考えましょう）

【追記】これは、1930年代に入ってデューク・エリントンがテンションを用いて作曲するようになる以前のビッグ・バンドのボイシングになります。

ご確認ありがとうございました！

それではまた教えてもらったやり方で作り直してきます。