船橋先生、こんばんは 🤔
今レッスン内容を振り返ってます。
で、本当、なんでこんなとこ気になってるんだろう、と、自分でも不思議に思ってるところですが…
属音と導音、どちらも主音に対しての強い進行性があるわけですが、実際のところ、導音のほうが進行性強いと思うんですよ。
ですが、属音の方が主要なのは何故なんでしょ🤔やはり聴感面から、属音の方が進行性を持ちながらも、落ち着きがあるからでしょうか。
なんか、とてつもなくどうでもよさそうな疑問だとは思いますが、ふーむ、気になるので、よろしくお願いします。
>実際のところ、導音のほうが進行性強いと思うんですよ。
VIIからIへのベースの動きも一定の解決感がありますが、それはキーの間隔があらかじめ掴めていることが前提となります。その、”キーの間隔をあらかじめ掴めさせる”のが属音です(属=支配する、の意味)。なので、何の前置きの無い場合、VからIへの動きの方がずっと”決定的”な感じに聴こえます。以下は属音が属音である理由です。
ピアノの低い方でソを弾くと、比較的音量の大きい基音から第8倍音までの並びは、ソソレソシレファソとなり、G7の構成音になります(第5倍音が導音になります)。このG7が、最も強い解決感を伴って進行する先はP4上のCなので(トライトーンの解決に由来する)、右手で和音を弾かず左でベースを弾いただけで、ソはドに解決したがっているように聴こえます。このことがP4上行進行が強い必然性を感じさせる理由です。
つまり倍音がたっぷり出る低音域で単音をボーンと弾けば、その音がたとえ何の音であれ、P4上行の解決を連想させる、というわけです。
ちなみに何の前置きもなく適当な低音をボーンと弾いた場合、その音が半音上への解決を連想させるのかと言えば、それは全く連想させないので、属音と導音は同列で考えるべきではない、ということになります。
ちゃんと物理的な背景があるんだよ~面白いね!
オオオォ!!!詳しい回答ありがとうございます!
内容がとても分かりやすいです!!!属音自身、4度上の主音に対して自然に(=物理上そういう作りに)強い進行性を持っていることを理解しました。
属音と導音、主音に対して根本的な区別があるんですね。属音は自身の音に含む倍音自体が主音…というか、4度上の音に寄せ付けてるが、導音はキーが定まってから進行性が聞こえてくる(連想される)んですね。
なるほど 🎉!!!
あと一つだけ、確認したいところがあります!
>「それはキーの間隔があらかじめ掴めていることが前提となります。その、”キーの間隔をあらかじめ掴めさせる”のが属音です」
この文章で言及した「キーの間隔」とは何でしょう?
メジャーキーなら、主音から始め、音と音との間隔はM2 M2 m2 M2 M2 M2 m2
みたいな意味ですか?なんか微妙に違うような…
よろしくお願いします!
ごめん! それは”感覚”の間違いでした! 外国人に日本語を指摘される不甲斐ない日本人...笑あは
キーの感覚(フィーリング)” は、音楽用語でトーナリティ(tonality)、日本語で”調性”、となります!
誤字だったんですね、ノープロブレムです😎!
調性、キーの感覚という意味だったんですね🤔ノートを整理する時なんとなくこの単語を使おうとしたんですが、慎重のため色々検索してみましたが、どれも説明が難しかったです。
確かに、「調性音楽」という単語と合わせてみると、wikiでは
狭義には長調または短調による機能和声に基づいた音楽を指し、広義には何らかの中心音が存在する音組織に基づいた音楽のことをいう
こう書いておりましたし、それを簡潔に言うと、調の感覚を感じさせる音楽となりますね!
確かに(゚д゚)
とても助かりました!!!
ありがとうございます!!!
イエア 👍