墓の移動&珍道中

僕の父方の先祖代々のお墓が、中部国際空港のある愛知県の常滑(とこなめ)市にあって、以前からお墓を東京に移す話が親戚との間で持ち上がっていて、去る9月27日に91歳で亡くなった母の遺骨のこともあっていよいよ東京に移すことになったんだけど、お墓移動するのってものすげー大変なんだね。。

お墓のイラスト
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遺体の一部

お墓の下にある遺骨が法律的には”遺体の一部”ってことらしくて、何代も遡って書類つくらないといけないわけよ、誰が何年何月何日に何歳で亡くなってどこで火葬したかとかw、墓地を管理している管理者(今回は愛知県常滑市垂水(たるみ)区の管理だったんで垂水区の区長さん)に、お墓に入っている人数分の書類を渡して署名捺印してもらう必要があるとかw

骨おめーーー

んでもって、事前に墓の下にあるお骨を長いことお世話になってきた垂水のお寺の坊さんに綺麗に拾い上げて保管しといてもらってね。うちの宗派はお墓の下に埋葬する時に骨壺を使わずに骨を直接入れるから「お父さんが亡くなったのでさえもう30年も前だから、そろそろ風化して砂とかになってんじゃね?」くらいの気持ちで姉と一緒にお寺へお骨を受け取りに行ったら、骨がめちゃくちゃいっぱいあってw、ひと袋に収まらずにふた袋たっぷりのお骨を紙袋に入れてもらってきましたとさ。超重かったっす(骨係)

骨、元気、のイラスト。

突然の寄り道

というわけで、1泊2日で常滑まで行ってきたんだけど、帰り道、常滑から名鉄に乗って名古屋駅に着いたらチケットが買ってある新幹線まで1時間半近く時間があって、親戚と一緒に食事してきたから腹も減ってないし、「名古屋駅の周辺に時間を潰せるようなところって何かあったっけ?」となり、「名古屋城ってどこにあるんだろうね」「お!タクシーで15分くらいらしいよ」「いざ!」ということで突然の名古屋城訪問となりました。

ザ・名古屋城(ミントグリーン)

時間が無かったから本丸の中までは観覧しなかったんだけど、いやー美しいね! そして実物を目の前にすると高さがハンパない。日本の木造建築ってすごいな。普段あんまりしないんだけど思わずスマホで写真撮っちゃった。お城って誰がどう撮ってもカッコよく撮れるもんだね。

名古屋城

「いやー、突然のお城楽しかったー!」と名古屋駅でタクシーを降りてすぐに振り返ったら後部座席の一番奥にお骨の紙袋が鎮座していましたとさ。タクシーが行っちゃう前に気づいてよかったわ(ご先祖様、本当にすみません)

名古屋城公式ウェブサイト

ゆ、か、いだーなーー♪(ンゴクグ)

他にも、不動産の名義変更とやらで母が生まれた時からの戸籍が必要だったので、まず初日に常滑市役所へ行ったら(母も父同様常滑の出身なので)、母の出生当時の本籍が知多市にあるとかで「生まれてからの数年分の戸籍は知多市役所へ行って貰って下さい」「え!? どこそれ!?」となったり、二日目の朝に僕が靴のことをすっかり忘れてホテルのスリッパのままチェックアウトして親戚を驚かせたりw、今回僕と姉ともう一人の身内3人で行ったんだけど、そのもう一人が帰りに慌てて別の新幹線に乗っちゃったりと、それはそれはもう珍道中でした。うちの家族やべーな。サザエさんちかよ。ガハハ

新幹線のぞみのイラスト

やー、いい思い出になったわ

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