DTM用PCを自作 その3 CPU

CPU

PCを組む時にまず念頭に浮かぶのがCPUだろう。今回選んだCPUは、昨年下旬にリリースされた、Intel Core i9-9900k。”8コア16スレッド” という多コアもさることながら、ターボ・ブースト時のクロック周波数が5.0GHzという爆速。これが今回の選択理由。

DTMの場合、3D画像処理のように手分けをできる計算が多くない。つまり多コアの恩恵はさほど受けられない。それよりも、動作クロックが単純に高いことが重要になってくる。単純計算の数珠つなぎで最終的な結果(音)が出るからだ。

今のCPUは、大きな負荷がかかるとクロックを上げ、負荷が下がるとクロックを下げて省エネ稼動するようになっている。しかしDTMでは、負荷がかかってから慌てて処理能力を上げていたのでは間に合わない。音飛びやフリーズの原因になるのだ。そこで、Cubaseには “Steinberg Power Scheme” というオプションが用意されている(デバイス設定の中)。

この、スタインバーグ・パワー・スキームを有効にすることで、動作の妨げになるPCの省エネ機能が全て無効になり、CPUも ”常時最大クロック” で稼動。消費電力は上がりCPUの温度も上昇するが、動作の安定に繋がる仕組みだ。使用トラック数や、使用エフェクト数の上限も高くなるし、ASIOのレンテインシーもより詰められる。つまりこのCPUの ”最大クロック5.0GHz” はこの時役立つわけだ。(追記:Steinberg Power Scheme ON時は、ターボブーストが発動していない状態での最大定格クロックで動作するようだ。Core i9 9900kはオーバー・クロックによってあっさり “常時5.0Hz” での使用が可能とのレポートが複数あるので、そちらを考えても良いと思う)

少々お高いが、仕事の道具はケチれない。。だって「個人タクシーを始めるけど、お金が無いからマーチで。」というわけにはいかないのだ。それにしてもすごいパッケージ。ほんとうにこの形のプラスチック容器に入ってる、しかも結構デカいのでビックリ。

スペック的には若干劣るが、コスパを考えたらこちらはかなりオススメ。

また、昨今はIntel以外からも多コアで速いCPUが出ているが、DAW製品の開発ではIntel社製CPUでの動作が最も重要視されるので、DAWに安定性を求めるならIntelのCPUが無難だ。

 

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